かなたさんは、いろいろ考えてはみるものの、行動に移すのが苦手なタイプ。
そんなかなたさんの家づくりに新たな展開が訪れました。
これまで中古物件や建売物件の情報を探していたかなたさん。
注文住宅に心ひかれつつも、不動産屋や住宅展示場へ足を運ぶことはなく、ネットでの情報収集が中心でした。
いきなり住宅展示場へ行くことのはよくない!というネットの情報や、しつこい営業も苦手ということも相まって、なかなか次の行動に移せずにいました。
家づくりを希望しているエリアに新たに土地が売り出されている情報を見つけたかなたさん。
しかし、その土地は予算を大きく超え、そこに家を建てると1億円は超えちゃいそう。
こんなところに家を建てられたらいいなあと眺めている日々でした。
ある日、その土地で新築工事が始まりました。
基礎ができていくのを見ていると、なんと2軒に分かれていくではありませんか。かなたさんは思わず驚きました。
もしかして建売住宅が分譲されるのではと、調べてみましたが何も情報は出てきません。
後になって、地域の工務店が土地を買って分筆したらしいということが分かりました。
(分筆とは、簡単に言うと、一つの土地を二つに分けることです。)
ネットに情報は出てない新築工事も近所でいくつか目にして、やっぱり実際に足を運んでみるしかないかなとようやく重い腰を上げたかなたさん。
まずはその工務店について調べてみました。施工事例を見ているとかなたさんの好みにも合いそう。
評判も悪くなさそうだったので、まずは来店予約をして、家づくりについて話を聞いてみることにしました。
次回、ついにかなたさん一家の家づくりが動き出します。
今だから言える、感想・・・
後から思ったことですが、行動を起こしてみないと触れられない情報もたくさんありますし、新たなことを知ると情報収集の視点が変化します。
すると、更に新たな情報が入ってくるので、かなたさんのようにぐるぐる考えてなかなか行動に移せないタイプの人は、なんでもいいから行動に移してみるというのが大事だなと思いました。